28年の時を超えた『ふたり』

『ふたり』(作・絵  瀬川康男 ・ 冨山房)
『ふたり』(作・絵 瀬川康男 ・ 冨山房)

居間の本棚に飾ってある思い出深い一冊。

 『ふたり』(作・絵  瀬川康男 ・ 冨山房)

  にやり、きらり、ばさり、にたり…シンプル過ぎる言葉だけでお話が進みます。それが新鮮で、そして瀬川さんの版画絵が素敵で、1992年に買った本です。

  先日お店に来てくれた優空ちゃん(6才)が、「大好きな絵本は『ふたり』。にやり、きらり…という言葉と絵がだいすき」と教えてくれました。

 なんと77もの年の差の感性が、28年の時を超えて一致するとは!!

 (孝子)