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12月の新刊絵本など

「カッパーノ」
 文 森くま堂
 絵 いわさき さとこ
 BL出版 1,650円

 

人気者のカッパーノ。カッパにとって大切なさらをカラスに取られてしまいました。さらを取り返すべく執念の旅に出ます。旅を終えた後の生まれ変わったカッパーノもすてき!

「さよなら ぼくたちの

  ようちえん ほいくえん」
 新沢としひこ 文
 みやにしたつや 絵
 金の星社 1,540円

 

4月になったらワクワク1年生。その前に思い出の詰まった幼稚園、保育園にこの歌を歌ってお別れしたいな。元保育者新沢さんが作った歌にみやにしさんの絵で絵本化。

 「ちいさなトガリネズミ」
 みやこしあきこ
 偕成社 1,540円

 

作者が10年前に南ドイツを訪ねた時、森でトガリネズミを見かけました。その繊細で美しい毛並みが忘れられず、この本ができたのだそう。
ちいさな「日常」、それが大事だと気づかせてくれます。

「きょうはふっくら
   にくまんのひ」
 メリッサ・イワイ 作
 横山和江 訳
 偕成社  1,650円

 

 おばあちゃんとリリのにくまんづくり。ところがキャベツがない!同じアパートの住人達もそれぞれの国のお料理を作っていました。そこで‥お国料理やお国言葉も楽しい本です。



 「かるがものクッカ」
 箕輪義隆 絵
 かんちくたかこ 文
 監修 鳥類学者
     川上和人
 アリス館 1,650円

 

かるがもの女の子クッカが大人になるまでのおはなし。厳しい自然の中で生きる姿と特有の習性、親子の愛情。明るく精緻な絵が気持ちいい本です。

「たびする木馬」
  牡丹靖佳
  アリス館 1,760円

 

メリーゴーラウンドの木馬がいつも同じ場所に描かれる定点絵本。出会いと別れを繰り返しながら旅をする木馬。その長い時間、背景が変化していくことで物語られます。

 

 

「くまおばあちゃんのジャム」
「ねこのかぞくのおはなし」
「コジュケイふうふのちいさないえ」
 どい かや
 あすなろ書房 各1,430円

 

言い伝えを大切にするナナカラのなかまたち。小学校低学年向き