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紙芝居と絵本…心に響く学びを得た講座

10月22日、童心社紙芝居プロモーション元室長の日下部茂子さんの講演に、70名ほどが耳を傾けました。これは私が代表を務める「紙芝居ピッポの会」が主催する4年ぶり17回目の講座です。タイトルは「紙芝居と絵本の魅力-編集者の視点から-」
 長年のご経験をもとに、編集者が作家とどのようにミーティングを重ね、どのように作品を仕上げていくか?というお話はとても興味深いものでした。
また、紙芝居の演じ方、紙芝居と絵本の違いについてのお話には、ベテランも初心者も両方に響くものがあったようで、それぞれの立場からのご感想が早速届いています。
 講演のあと休憩をはさみ、今度は会から4名が作品を演じました。日下部さんの講評がセットになっているので、演じ手のみならず観客にとっても良い勉強の機会となりました。
「紙芝居を演じる際のポイントがとてもよく分かった。声色や目線など、意識するところがたくさんあると気付いた」とのうれしい声もいただきました。
 今回参加されたみなさんが、紙芝居に向き合う気持ちに、今後一層の自信と余裕をもって臨んで下さるのではないか。そんな期待と楽しみを感じさせていただいた一日でした。 (橋村孝子)