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2月の大人コース

「ともだちのなまえ」
内田麟太郎作
はしもとみお絵
教育画劇 1,540円

嵐の夜に生まれたイグアナは、ずっとひとりぼっちっで暮らしていましたが、ある日、傷ついたカモメが空から落ちてきて、二人は出会います。こころやさしいカモメはイグアナにいろんな質問をして、イグアナ本人も気づいていない孤独や寂しさを理解します。そしてイグアナに寄り添い、歌をうたい、遠い国の話をしてあげるのです。しかし、カモメは渡り鳥。南の国へ飛んでいかねばなりません…

(中略)
全編、心象風景のような背景画をバックに、彫刻の主役たちが感情豊かに存在します。カモメを呼んだ場面では、彫刻のイグアナの目に涙が光り、イグアナの感じたであろう喪失感が胸にせまります。

ぐいぐいと心動かされる感覚が心地よく、不思議な雰囲気を纏った絵本となりました。
(教育画劇編集部紹介文より)