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メルヘンハウス

「メルヘンハウス~日本で最初の子どもの本専門店」
著 三輪 哲
企画・原案 三輪 丈太郎
工学図書 2,420円

今から50年ほど前に、私、橋村が名古屋在住の頃、幼児と文学研究会に入会し、代表の佐藤宗男さんや、当時メルヘンハウスを立ち上げた三輪哲さんとの交流が始まりました。
私はその当時、子育て真っ最中の頃で絵本に興味をもち、熱心にその会に参加していました。
伊勢市に引っ越して来て、書店を継ぐことになり、本屋さんの店長にはなったものの両親の店を継いだため、一般の本屋さんと何ら変わりない経営をしておりました。
しかし心の中ではいつかは絵本の専門店に移行したい願いをいだきながら……。
この街に読書会を作りたいという願いが強く、一般の書店を経営しながら1980年のある日、絵本大好きなお母さん達が集まり「子ども達と一緒に絵本を楽しまない?」の一言から発展し、「親子で楽しめる読書会を作ろう」と具体的な話になり、『たんぽぽ読書会』が発足いたしました。
その後名古屋の幼児と文学研究会で出会った佐藤宗男さんや三輪哲さんの講演会を当時の小俣町、伊勢市、玉城町、明和町、などなどで三十数回にわたる絵本を深めるための講演を開きました。
佐藤宗男さん亡きあと、三輪哲さんには本当にお世話になりファンの方も多々おられました。
CBCラジオの三輪さんの担当の日は皆さん「聞いたよ!」の声がたくさん!
中にはリスナーの人のためのプレゼントが当たり、その喜びかたは……。
当店の65周年記念誌を作るにあたってぜひ三輪さんに原稿をお願いしたいとお願いしました。
残念ながらお体の具合が悪く、口頭で文章を考えて下さり、ご子息の丈太郎さんが代筆をして下さいました。
その翌年、とても悲しいしらせが入り、悲しさをこらえながら名古屋へ向かったものでした。
今回、丈太郎さんから『メルヘンハウス 日本で最初の子どもの本専門店』を送って頂き、早速読ませて頂きました。
はじめから最後まで、写真も文章も懐かしいあの空間が私の頭の中をめぐりました。三輪 哲さんへのとても残念な思いと同時に、丈太郎さんのこれからのご活躍を願わずにはいられません。
この本は、当店にも多数揃えています。
ぜひ当店の店頭で手にとってお求めください。
特に三輪哲さんから講演を聞き影響を受けた方々やご興味のある方、三輪哲さんの懐かしい談義を致しませんか?
お待ちしております。  (橋村孝子)